ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の分類と分布




どうも、爬虫類ブロガーのSHU(@kitajimashuichi)です。

まるで見つめられているかのようなつぶらな瞳。そして舌なめずりなど表情や仕草がとても可愛らしいレオパことヒョウモントカゲモドキ。

丈夫で色彩のバリエーションも豊富なので数多い爬虫類の中でも入門種として高い人気を誇り、不動の地位を築き上げてきました。

今回は、そんなレオパの魅力を改めて探求していこうと思います。

 

ヒョウモントカゲモドキとは?

爬虫類初心者の方であればトカゲモドキという名称に対して、トカゲなのか!?それともヤモリなのか!?はたまたまったく別の種類なのか!?と疑問に思ってしまう場合も多いかもしれません。

そんなヒョウモントカゲモドキですが、大きな分類上でいえばトカゲ亜目に属するれっきとしたトカゲの仲間です。トカゲの仲間は種類も多く、イグアナやスキンク・モニターももちろんトカゲの仲間です。

ヒョウモントカゲモドキは中でもヤモリ科のトカゲモドキ亜科、アジアトカゲ属に分類される種類となります。なので、より細かな分類で分けるとヤモリの仲間でもあります。

しかし壁をちょろちょろと登るヤモリと違い、トカゲモドキ属は壁を登ることができる足の器官(趾下薄板)が発達していません。またヤモリの仲間では唯一稼働する瞼を持っており、これもトカゲモドキ属の大きな特徴だといえます。ヤモリの仲間なのにヤモリの特徴的な機能を持たず、他の下目のトカゲの特徴も合わせ持っているということから「トカゲモドキ」と名付けられたといわれています。なのでトカゲなのか!?ヤモリなのか!?と考えるよりも、トカゲモドキはトカゲモドキとしてそういう種類も存在しているのだと認識する方が良いでしょう。

習性は夜行性で夜に活動する種類で、また食性は昆虫食で飼育環境下でもこれは例外ではなく餌昆虫のストックが絶対視されていましたが、近年では冷凍昆虫や人口フードの開発も進んでおり、こうした点でも飼育者人口を急激に増やしており、特に人気の高い爬虫類といっても過言ではないほどの地位を築き上げた種類ともいえるでしょう。また比較的小型の種類としては寿命も長く、飼育環境下では10年以上も長生きをすることも珍しいことではありません。

そんなトカゲモドキの仲間の中でも細かな黒と黄褐色の斑点模様(ヒョウ柄)が特徴的な種類が、その名の通りヒョウモントカゲモドキで英名はレオパードゲッコーと名付けられています。多くのユーザー間ではレオパードゲッコーを略して「レオパ」の愛称が一般的な呼び方となっています。

 

ペットリザードとしての歴史

犬や猫、熱帯魚などと比べるとまだまだペットとしても歴史はあまり古くない爬虫類ジャンルですが、ヒョウモントカゲモドキのペットとしての歴史は意外と古く、20年以上前からペットとして確立していました。

今でこそさまざまなモルフが作りだされ、流通する個体はすべて人の手によって繁殖されたCB個体のみが流通していますが、当時はこうした繁殖個体は少なく自然界より採取された野生個体が流通するヒョウモントカゲモドキの大半を占めていました。

もともと繁殖自体が比較的容易であることも手伝い現在ではさまざまな品種が登場し、さらには原産地の政情や治安が不安定なことや輸出規制なども加わって野生個体の流通は極めて少なくなっています。しかし繁殖個体の進化も進んでおり毎年のように新しい表現の個体が作出されており、ペットとしてのヒョウモントカゲモドキの地位は不動なものへと確立したのは間違いないでしょう。

 

どこに生息しているいきものなの?

引用:ヒョウモントカゲモドキ – Wikipedia

野生でのヒョウモントカゲモドキの生息地は西はイランからアフガニスタン、パキスタンをまたいでインド北西部などに分布しています。こうした生息地を列挙するだけで世界情勢に疎い人でも本種の自然採集個体が現在ではほとんど見ることがない要因も分かるはずです。

野生の個体はこうした地域の草原や砂漠に近い荒野のような環境など年間を通して降雨量は少なく、1日の寒暖の差も比較的激しい環境下に生息しています。オス同士は縄張りを持ちますが1匹のオスに対して複数のメスとハーレムを形成して暮らすことも多いといいます。日中は巣穴などの中で潜んで休み、日が落ちて暗くなると巣穴から出てきて昆虫類や小型の小動物を捕食して暮らしているのでしょう。

原種がこうした環境に生息する種類だからこそ、飼育下においても丈夫で多少の温度差や乾燥環境にも対応できる丈夫な種類なのだともいえます。

 

ヒョウモントカゲモドキの魅力

ペットリザードとして不動の地位を築き上げたヒョウモントカゲモドキですが、どうしてこうした高い人気を得たのでしょうか。

これには明確ないくつもの答えが存在します。

可愛らしい

爬虫類を可愛いと思うか否かはもちろん個人差があります。しかしそのスローな動きと独特な表情・仕草など老若男女問わず「可愛い」と感じる要素が詰まっているのが本種でしょう。

またエクリプスやスーパーマックスノーなどいわゆる黒目の個体が高い人気を博しているのもこの「可愛い」というポイントが高い点だといえるでしょう。

低コストで始められる

立体的な行動を行わずサイズも大きくないので、飼育に必要なケージのサイズは20cm四方程度のスペースがあれば十分でプラケースなどでも飼育をすることができ、紫外線なども不要なので、飼育に必要な初期投資を抑えて始めることができる点も初心者への敷居を低くしています。

丈夫

そして何よりも丈夫だということも本種の最大の魅力だと言ってもいいでしょう。寒さや暑さにも乾燥にも強いです。

ヒョウモントカゲモドキを上手に飼えないのなら、そもそも爬虫類の飼育は諦めた方が良いと言えるくらいです。

品種が豊富

世界的にブリーディングが盛んに行われており豊富なカラーバリエーションやモルフが存在しているので、コレクション意欲も高まるのは生き物好きならば当然の真理ではないのでしょうか?

また繁殖が簡単で、それほど難しい知識や器材を持ち合わせていなくても比較的容易に繁殖に挑戦できる点も大きな魅力です。

 

まとめ

これからヒョウモントカゲモドキを飼育しようと思っている人は、爬虫類専門店やペットショップなどでたくさんの個体を見る事をお勧めします。

豊富なバリエーション・カラーの個体がいて、実際に見る事により体色はもちろん背中の模様も1匹ずつ違うことに気付くことでしょう。またスローな動きと独特な表情・仕草など表現力豊かな可愛いらしさが十分伝わると思います。 そして可能であれば、実際に触れ合ってみてください。きっとヒョウモントカゲモドキの魅力にとりつかれること間違いないでしょう。

素敵な出逢いから始まる魅力的なレオパライフ。きっとあなたもヒョウモントカゲモドキに癒されること間違いありません。