どうも、SHU(@kitajimashuichi)です。
毎年、世界経済フォーラムが世界各国の男女平等の度合いを数値化した「ジェンダーギャップ指数」というものを公表し、世界の順位を発表していることを皆さんはご存知でしょうか?
ジェンダーギャップ指数とは?
ジェンダーギャップ指数(The Global Gender Gap Index =GGGI)とは、男女格差指数とも言い世界経済フォーラムが2006年以降毎年公表しているものです。
男女格差の解消が世界経済の発展につながるとして、格差解消に役立てる資料として、国別・地域別に、「経済」「政治」「教育」「健康維持」の4分野を算出根拠として公表されています。
数値に国別順位をつけているが、これは順位競争を促すというより、順位向上に向けてそれぞれの改善努力を促すためとされています。
日本は、昨年144ヵ国中114位と過去最低
日本は「健康」では1位ですが、「政治」123位、「経済」114位、「教育」74位でした。
1位のアイスランドと日本を比較すると大きな違いが見えてきます。

日本の推移を見てみても、2006年からそこまで大きく変化していないことが分かるかと思います。

なぜ、日本は男女格差が縮まらないのか?
要因として、次のこと2点のことが考えられます。
1.経済
- 働く女性は増えたが、約半数が非正規雇用で男女間の賃金格差が大きい。
2.政治
- 「経済」と「政治」の分野で指導的な立場にいる女性が少ない。
- 管理職や国会議員など重要な「政策・方針決定の場」に女性が少ない。
ニュースの映像などで目にする海外の政治家や企業のトップには、日本と比べて女性が多いように感じられるのではないでしょうか?
まとめ
日本は健康分野では世界トップレベルですが、経済(ビジネス)分野や政治分野における女性の社会進出が進んでいない国でもあります。
世界経済フォーラムがジェンダーギャップ指数を毎年公表しているということは、「女性の活躍」と「経済発展」が密接な関係にあることがすでに世界の常識となってきているということです。
そこで、国でもっと真剣に対策を講じる必要があるのではないでしょうか?