フトアゴヒゲトカゲ飼育のトラブルシューティング




どうも、フトアゴブロガーのSHU(@kitajimashuichi)です。

フトアゴヒゲトカゲと一緒に暮らしていると、なんだか不安になるような出来事が起きてしまうこともあります。

この記事では、フトアゴヒゲトカゲの飼育でよくある質問をまとめましたが、何かあったらまずは生体を購入したショップに相談してみましょう。

 

フトアゴヒゲトカゲのQ&A

Q エサを食べない

毎日のエサやりで、いつもと違って食いが細いときには、何か環境に問題がないかを疑いましょう。最初にチェックするべきポイントが温度です。低すぎたり高すぎたりして、適切な温度設定から外れていませんか?次にチェックするのが水分です。十分に水を飲めていますか?湿度は適切ですか?フトアゴヒゲトカゲは、温度が低く乾燥した環境では休眠状態に入ってしまい、エサを食べなくなる習性があります。いわゆる拒食は、飼育環境に問題がある場合がほとんどです。

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Q 複数飼育はできるの?

生まれたての幼体では、複数匹をまとめてひとつの大きなケージ内に入れてしまっても問題はありませんが、全長で15cmを超えてくる頃になると成長が早く、縄張り意識をもちはじめた個体が、小さく弱い個体を追いかけまわしたり噛みついたりすることがあります。そういう「いじめっ子」はオスであることがほとんどなので、雌雄の判別がついた段階でオスは別々に分けるようにしたほうが良いでしょう。また、多種との同居も基本的には避けた方が賢明でしょう。

Q 痩せてきた…

クーリング期に入って拒食している個体は基本的に痩せていきませんので、おそらく本当は食べなくてはいけない時期に栄養を摂れていないから痩せているのでしょう。フトアゴヒゲトカゲの寿命は5~7年が平均ですが、それくらいの老齢個体になるとさすがに痩せてくるのが当たり前です。もっと若い個体なのに痩せてきたなら寄生虫や脱水症状など色々な原因が考えられますので、素人判断で考えるよりもまずは爬虫類を診ることができる獣医師のところへ連れて行った方が良いでしょう。

Q 肥満体型になってしまった…

これは最近の飼育者によく見受けられる状況ですが、栄養バランスや給餌量を考えずに好きなものを好きなだけ与えていたらフトアゴヒゲトカゲでも肥満体型になってしまいます。それは「プリプリに太っていて状態が良い」のではなく、人間に置き換えて言うと成人病みたいな状況になっているだけなので、ただちに健康を損ねることはなくとも必ず短命に一生を終えることになります。だから、少しずつ給餌量や給餌回数を減らしていってダイエットしてください。急激な減量が危険なのも人間と同じです。

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Q 体が変形している

変形と言っても色々なパターンがありますが、どれもあまりいい状況とは言えません。骨や体がグニャグニャと曲がってしまう状況は、カルシウム不足や紫外線不足が原因で起こるクル病と呼ばれるものである可能性が高いですが、皮膚にボチッとイボのようなものができている場合はガンである可能性もありますし、ほかにも色々な病気の疑いが出てきます。何にしても変形している時点で既におかしいわけですから、なるべく早めに病院へ連れていくしかないと思います。

Q 尾が切れた

フトアゴヒゲトカゲの尾は切れたら再生しません。何かに挟まった、他の個体に噛まれた、脱皮不全が原因で先端が壊死したなどの理由で切れてしまったなら、傷口から感染症を起こさないように消毒でもしておきましょう。特にちょっと育った幼体を複数匹で飼育していると、エサと間違うのか縄張り争いなのか、なぜか尻尾や頭を狙って噛みつく個体が現れます。それはほぼ確実に起きることなので、特に微妙なサイズの個体同士は同一ケージに入れないように気を付けてください。

Q 体の動きに意味はあるの?

特徴的な動きは2種類あって、ひとつはアームウェービングと呼ばれる行動です。片方の前足を上げてゆっくりグルグルと回し、個体間の挨拶のような意味を持つと考えられています。成熟していない幼体でもこの行動をとり、フトアゴヒゲトカゲの基本的なコミュニケーション方法だと言えるでしょう。もうひとつはボビングと呼ばれる行動で、相手に近寄りながら頭を上下に激しく振ります。これはおもに、オスがメスに対して自分の強さをアピールするときに行うものと考えられています。

Q どんな病気がある?

かかりやすい病気として、まず脱水症状があげられます。水分不足により目がくぼみ痩せてしまうので、適切な水分補給を行ってください。ほかには、不潔な環境で起こりやすい真菌性皮膚炎があります。これは清潔な環境に改善し、獣医師で処方される抗真菌剤で治療します。また、手足の指が痙攣するようになり元気がなくなっていくのは、紫外線不足やリン酸の過剰摂取が原因の、いわゆる代謝性骨疾患と呼ばれるものかもしれません。症状が現れたら即、獣医師のところへ連れていきましょう。

 

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