餌用冷凍マウスの種類やサイズについて

どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。

この記事では、主に爬虫類や両生類などの餌用として流通している冷凍マウスについて紹介したいと思います!是非参考にしてみて下さい!

冷凍マウスの種類やサイズについて

冷凍マウスはハツカネズミの飼養変種で肉・骨・内臓・血液など全てが含まれた完全栄養食なので、肉食(動物食)の爬虫類・両生類の生育に必要なタンパク質・カルシウム・ビタミンなどをバランスよく含んでいます。低脂肪・高タンパクで餌用として養殖が盛んに行われているため販売価格も手頃で、もっとも流通している冷凍餌です。

成獣で頭胴長は10cm程度・体重は40~45g程度と小型で、サイズも成長に応じてピンク・ファジー・ホッパー・アダルト・リタイヤと分かれており、さらに太り具合など重量で細かくS・M・Lなどに分けられています。今回は、私がよく利用している国産冷凍マウス・ラット専門店“SAfarm”さんのサイズ表記を参考に紹介したいと思います。

ピンクマウス

産まれたばかりでピンク色をしていることからピンクマウスと呼ばれており、まだピンクマウスの眼は開いていません。一般的に頭胴長3~4cm・重量約1.8~4.0gで、サイズもS・M・Lと分けられていることが多いです。

●ピンクマウスS

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  • 頭胴長:3cm未満
  • 重量:約1.8g

●ピンクマウスM

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  • 頭胴長:3cm程度
  • 重量:約2.5g

●ピンクマウスL

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  • 頭胴長:4cm程度
  • 重量:約4.0g

ファジーマウス

ファジーとは「産毛」のことで、その名の通り全身に薄っすらと毛が生え始めているマウスのことを指します。一般的に頭胴長4~6cm・重量約6.0~8.5gです。

●ファジーマウスM

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  • 頭胴長:4.5cm程度
  • 重量:約6.0g

●ファジーマウス

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  • 頭胴長:6cm程度
  • 重量:約8.5g

ホッパーマウス

ホッパーとは「ぴょんぴょん飛び跳ねる」という意味で、毛がしっかりと生え揃い見た目も一気にネズミらしくなります。一般的に頭胴長6~7cm・重量約11~15gです。

●ホッパーマウスM

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  • 頭胴長:6.5cm程度
  • 重量:約11g

●ホッパーマウス

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  • 頭胴長:7cm程度
  • 重量:約15g

アダルトマウス

成体サイズのマウスのことをアダルトマウスと呼びます。一般的に頭胴長7.5cm以上・重量約20~35gで、サイズも太り具合など重量によってM・Lと分けられていることが多いです。与える生体によって使い分けましょう。

●アダルトマウスM

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  • 頭胴長:7.5cm程度
  • 重量:約20g

●アダルトマウスL

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  • 頭胴長:7.5cm以上
  • 重量:約28g

●アダルトマウスLL

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  • 頭胴長:7.5cm以上
  • 重量:約35g

リタイヤマウス

完全に育ちきって繁殖ラインから引退したマウスのことをリタイアマウスと呼びます。餌としてはあまり関係ありませんが毛並み等気になる方は、アダルトマウスを購入するようにしましょう。

●リタイアマウスM

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  • 頭胴長:7.5cm以上
  • 重量:約42g

●リタイアマウス

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  • 頭胴長:7.5cm以上
  • 重量:約50g

冷凍マウスのストック方法

基本的に冷凍マウスはクール便などで配送されるので、通常よりも送料など高くなるケースが多いです。なので、可能な限りまとめ買いしてストックしておくのがおすすめです。ストックの方法自体は冷凍保存なので簡単ですが、なかには自宅の冷蔵庫の冷凍室に食材と一緒にマウスをストックをするのは嫌だという方や飼育者本人が大丈夫だとしても同居家族が良い顔をしない場合だってあります。そういう場合には冷凍保存にだけ特化した、冷凍ストッカーなどを検討してみるといいでしょう。省スペースな小型なものから大容量のものまでサイズや容量などの種類も豊富です。

冷凍マウスの解凍方法について

冷凍マウスの解凍方法として基本的には湯煎解凍と自然解凍の2種類があり、湯煎解凍が一般的に行われている方法です。

湯煎解凍は冷凍マウスをお湯に入れて解凍する方法で、ピンクマウス程度のサイズだと5分ほど、リタイアマウス程度の大きさでも20分ほどで完全に解凍することができます。ジップロックなどで個別に梱包されている場合にはそのまま密閉した状態でも解凍することができ、その方がお湯にマウスの匂いなどが流れ出ることがなく食いつきもいいのでおすすめです。

お湯の温度は45℃前後が目安で、60℃以上になるとタンパク質が凝固して変質するので注意しましょう。また給餌の際には若干お湯の温度が残っている状態(38~40℃程度)の方が食いつきがよく、ペーパータオルで余分な水分を拭き取って与えましょう。

60~100℃まで7段階の温度設定で素早くお湯を沸かすことができ、さらに60分間保温が可能なのでおすすめです。まさに冷凍マウス解凍用の電気ケトルといっても過言ではありません。

またマウスなどへの反応が悪い個体などに対しては、自然解凍の方が匂いが強くなるのでおすすめです。バスキングライトや保温球を使用して、熱くなりすぎないように時間をかけてじっくりと解凍しましょう。また電子レンジで解凍するのは、マウスの内臓部分だけが先に煮えてしまったり内臓が破裂して飛び散ることがあるので絶対にしないようにしましょう。

まとめ

今回は私がよく利用している国産冷凍マウス・ラット専門店“SAfarm”さんのサイズ表記を参考に紹介させて頂いたのですが、マウスのサイズラインナップが豊富で大きさも統一されており、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでそれぞれショップ展開されているので流通量も安定しています。またメルカリなどでは特別価格でB品を販売されていたりもします。ショップに足を運んでみたものの購入したいマウスのサイズが無いなんてこともなく、今まで品質の悪いものなど届いたこともないのでおすすめです。

爬虫類・両生類のエサについて【冷凍餌(マウス・ウズラなど)編】

2021年3月15日