どうも、SHU(@kitajimashuichi)です。
日本の介護施設って、「老人刑務所」だと思うのは私だけでしょうか?
介護施設の至る所には鍵がかけられ施錠されており、入所者の意思で施設外に出ることはできません。
たとえ施錠していないとしても、入所者の意思のみで自由に外出できる介護施設はほぼないといっても過言ではないでしょう。
おそらく多くの介護施設がそうです。
もちろん建前上では、入所者の身を守るためでしょう。
もしひとりで外に出られ事故にでも合われたら、その責任を問われるのはもちろん介護施設側だからそうせざるをえない状況です。
そのため介護施設は、利用者を必死で施設内に留めようとします。
結果、完全に脱出不可能な監獄状態の出来上がりです。
刑務所の方がまだマシ!?
近年、「介護施設化する刑務所」という問題も注目を集めています。
刑務所内の受刑者も高齢化が進んでいるからです。
受刑者は犯罪を犯したにも関わらず衣・食・住が保証され、さらには手厚い介護も受けられます。しかも無料で!
介護施設はどうでしょう?
しかし、介護施設はどうでしょう?
刑務所同様に衣・食・住は保証され、もちろん手厚い介護も受けれます。
しかし、介護施設は有料です。
住んでいる地域や施設の種類によっても料金の相場は異なりますが、月額平均7~20万円ほどの費用が掛かります。
日本には介護保険というサービスがありますが、それでも1割~2割は自己負担となります。
しかも、そんな介護施設に入所するために何百人も待機している状態というね・・・
犯罪犯して、さっと刑務所入った方がまだいいんじゃないか?(笑)
「介護施設」といえば聞こえは良いが
「介護施設」って言えば聞こえは良いですが、完全に「老人刑務所」ですよね。
介護施設も、刑務所も生活水準ってあまり変わらないような気がします。
要は言い方の問題であって、刑務所だって言い方を変えれば、「最低限の生活は保障し生活習慣の健全化を図ります。さらに、社会復帰のために職業訓練を行います。」となります。
めちゃくちゃ聞こえは良いですよね?まるで介護施設みたい!
介護施設だって、「施設での生活を通して生活習慣の健全化を図ります。さらに、社会復帰に向けてリハビリを行います。」ですからね!
まとめ
決してすべての介護施設がそうだとは言いませんが、ほとんどの介護施設が「老人刑務所化」していると思います。
私は現役の介護福祉士として介護施設で務めていますが、完全に介護施設否定派です。
そもそも介護保険制度の在り方にすら疑問を抱いています。
高齢者の居場所は、住み慣れた地域であり、住み慣れた家であるべきです。