【Supreme:Leather Anorak】yama -1st 配信ライブ「Versus the night」- 着用!シュプリームのレザーアノラックの紹介レビュー

どうも、SHUです。

今回はyamaというアーティストが1st 配信ライブ「Versus the night」で着用していた、SupremeのLeather Anorakを紹介したいと思います。

尚、Supremeというブランドについては当記事では記載しておりません。Supremeについて知りたい方は以下記事を参考にしてください。

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2021年1月17日

はじめに:アーティスト“yama”について

インターネットミュージックにおいて“ボカロP×歌い手”というのが昨今のトレンドですが、yamaさんは2018年よりYouTubeをベースにカバー曲を公開し活動をスタートさせた歌い手です。2020年4月に自身初のオリジナル楽曲としてリリースされた『春を告げる』はSNSを中心にネット上で注目を集めストリーミング再生累計が1億回を超えあらゆるヒットチャートでトップにランクインし2020年の音楽シーンを象徴するアーティストのひとりとなりました。

『春を告げる』から『あるいは映画のような』までリリースされた5曲は、ボカロPの“くじら”さんが作詞・作曲を行っています。くじらさんの楽曲は簡単にイメージできるような情景描写の歌詞が多く、『春を告げる』の「深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯」の一節のように歌詞中の主人公がどんな部屋でどんな暮らしをしているのかイメージすることができ、また孤独感や焦燥感のような感情が伝わってきます。そんなくじらさんの楽曲に加えyamaさんのどことなく憂いを帯びながらも感情のこもった芯のある歌声がすごくマッチしてて、個人的には“くじら×yama”の組み合わせが最強だと思っています。

またyamaさんは楽曲作品を純粋に楽しんで聴いて欲しいという強い思いから素顔・年齢・出身地・経歴などプライベートに関する情報のほとんどが非公表で謎に包まれていましたが、メジャー移籍1st Digital Single『真っ白』リリース後を機にメディア出演も増えてきて姿や過去のコンプレックスなど徐々に明らかになってきています。とはいえyamaさんは「自分自身の素性で作品の邪魔をしたくないというか。自分にとって何よりも尊い作品を傷つけたくなかったし、作品と自分を繋げて観たり聴いたりして欲しくないなと。」語っていますので、私はあくまでyamaさんと作品は切り離して両方楽しんでいけたらなと思っています。

そんなyamaさんが初めてメディアで姿を表したのが、メジャー移籍前の2020年10月2日に開催された1st 配信ライブ「Versus the night」です。その後のメディア出演でも一貫しているのですが、かなりオーバーサイズのパーカ等のフードを深く被りあくまで素顔は明かさないように着こなしています。その中性的で独特なファッションはかっこよく私は惹きつけられ、また配信楽曲とは違うリアルな歌声と圧倒的歌唱力にはかなり魅了されました。徐々に活動の幅を広げているyamaさんから今後も目を離せません。

Supreme:Leather Anorakについて

yamaさんが1st 配信ライブ「Versus the night」で着用していたものは、シュプリームのレザーアノラックというアイテムです。

アノラックとは?

アノラックとは、寒冷地や山岳登山などアウトドアでよく利用されるフード付きのアウターウェアです。防寒・暴風雨の機能が備わっているパーカの一種で、元はアラスカ先住民エスキモーが着るアザラシ皮のアウターが起源とされています。アノラックは通常の服のサイズよりも若干大きめに作られているものが多く、アノラックの下にセーター等着込むことができ保温性を高めることができます。

アノラックの優れた機能性やオーバーサイズというファッション性から、近年ではアウトドアユースに限らずタウンユースでファッションに取り入れる人も多くトレンドになりつつあります。

アノラックの1番の特徴は大きなフロントポケットで小物等を収納することができ、登山中などにおいてバックパックを降さなくても簡単にアクセスできるように工夫されたポケットです。非常に使い勝手が良く、タウンユースであればスマートフォンや財布など収納することができます。またそのポケットを邪魔しないように、フロントのファスナーにはハーフジップが用いられています。

Supreme:Leather Anorakの特徴

  • シンプルなデザインで大人コーデに取り入れやすい
  • 最近では珍しいレザー素材のアノラック
  • シュプリームのアイテムの中でも意外と狙い目!?

特徴1:シンプルなデザインで大人コーデに取り入れやすい

シュプリームのレザーアノラックは2018FW(fall/winter)シーズンに発売された、フロント部分に小さなボックスロゴが配置されただけのシンプルなアノラックです。サイズ展開はS・M・L・XLとなっており、若干大きめには作られていますが大きすぎるということはなく日本人にも丁度いいサイズ感かなと思います。

1st 配信ライブ「Versus the night」時のyamaさんを見る限りかなり大きめのような印象を受けますが、yamaさんは最近のトレンドでもあるオーバーサイズ・ドロップショルダーの着こなしなので、そのような着こなしを目指すのであれば2〜3サイズアップが理想かと思います。

特徴2:最近では珍しいレザー素材のアノラック

アウトドアブランド等から出ているアノラックはナイロンやコットンの素材が主流ですが、シュプリームのレザーアノラックはその名からも分かる通り本革が使用されており高級感があります。

表地は羊革100%で裏地はポリエステル100%となっています。羊革は皮革素材の中でも群を抜いて滑らかで革とは思えないほどの軽さと柔らかさがあり、身体へのフィット感が他の革よりも優れています。また羊革は脂肪の穴が多く革をなめした際に断熱性と保温効果を高くする空隙を多く残し、皮革素材の中でもトップクラスの暖かさがあるのが大きな特徴です。しかしその反面、牛革や馬革と比べると繊維が粗いため傷や破れが生じやすく耐久性に劣るという欠点もあります。

タグには「GENUINE LEATHER(ジェニュイン・レザー)」の記載があり、これは本革の品質を表すものです。品質の高い本革には「FULL-GRAIN LEATHER(フルグレイン・レザー)」や「TOP-GRAIN LEATHER(トップグレイン・レザー)」という表示がありますが、ジェニュイン・レザーはそれらに値しない本革です。ジェニュイン・レザーは格安レザージャケット等にも使用されていることから他のレザーよりも劣るのかと言われればそうではなくて、同レザーでも薄く鞣しやすいという特徴から柔らかく加工しやすい・染色しやすいというメリットもあります。なので衣服に使われるレザーにはデザインに幅を持たせるという意味でもジェニュイン・レザーが使われることが多く、品質だけでなく用途によって使い分けられていたりもします。

特徴3:シュプリームのアイテムの中でも意外と狙い目!?

シュプリームのレザーアノラックの定価は税抜き80,000円で、転売価格の相場も今のところ新品・中古共に定価と変わらない程度です。レザー素材なのでもともとの価格が高めではありますがシュプリームだからといって高すぎることもなく、個人的には金額に見合った品質の良いアイテムだと思っています。

シュプリームの他のアイテムは入手困難なこともありオークションなどでプレミア価格で取引されていることが多いですが、レザーアノラックは今のところプレ値も付いていないのでかなり狙い目のアイテムだと思います!とはいえ私が調べた限りでは日本での流通量がかなり少ないので、いつ高額で取引され始めてもおかしくもないかと思っています。

まとめ

シュプリームというブランドはもともとあまり興味ないブランドだったんですが、yamaさんが1st 配信ライブ「Versus the night」で着用している姿を見て興味を持ち始めました。「シュプリーム=芸能人の着用=ファンからの憧れのあるブランド」といういかにもミーハーな形で入ってしまったんですが、シュプリームは非常におもしろい歴史のあるかっこいいストリートブランドだと思います。ぜひ皆さんもコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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2021年1月31日