【エボシカメレオン】樹上棲トカゲの飼育に必要なオススメのレイアウト用のアクセサリー・プランツ(観葉植物)を紹介!

どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。

エボシカメレオンを飼育するには、どんなアイテムを揃える必要があるのか?今回はレイアウト用のアクセサリーやプランツ(観葉植物)に焦点を当てて、市販されているおすすめのアイテムを紹介したいと思います。是非参考にしてみて下さい!

はじめに

野生下と同じような生活環境を再現しよう

エボシカメレオンは本来森林の樹木に生い茂った葉の影に隠れるようにして暮らしており、飼育下でも植物の枝や葉は重要な役割を果たします。エボシカメレオンにとって枝は基本的な生活場所になりますし、葉はシェルターとしての役割や湿度コントロールなどの役割も果たします。なので飼育下でもケージ内にレイアウト用のアクセサリーや植物を配置して、野生下と同じような生活環境を再現する必要があります。

枝の役割と選び方について

エボシカメレオンは樹上棲のトカゲなので、枝はエサを食べたり睡眠するための基本的な生活場所となります。イグアナなど他の樹上棲トカゲのように爪を樹皮に引っ掛けて登るのではなく、エボシカメレオンは枝を握って歩き移動します。これは爬虫類の中でもカメレオンだけが持つ特徴で、それによって葉が生い茂る細い枝の方まで移動することができるようになっています。そのためレイアウトに使用する枝を選ぶ際には、枝の太さが重要で生体のサイズに合ったものを選ぶ必要があります。枝を握ったときに指が回りきってしまうものや手のひらが開いたままになってしまうような太さの枝は適しておらず、太すぎず細すぎずエボシカメレオンがしっかりと掴めるようなサイズ感が最適です。

レイアウトに使用する枝は自然に落ちているものを採集して使用してもいいですし、最近では爬虫類専門店や熱帯魚店などでカメレオンの飼育に適した枝流木や枝コルクなど販売されていることもあるので簡単に購入することができます。その他にも自由に曲げられていろいろなレイアウトが楽しめる使い勝手の良い人工ツタも販売されているので、そういったものを利用してもいいでしょう。

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葉の役割について

エボシカメレオンは野生下では木の雨露に入ったり地中に巣穴を掘ったりせず周囲の枝葉をシェルター代わりに利用しており、外敵から身を隠すのはもちろん強い日差しから逃れるためにも役立っています。そのため、飼育下でも必ず影になる部分が多くできるように植物の葉を配置する必要があります。また葉に霧吹きを行うことで葉に付いた水滴がキラキラと輝き、カメレオンが水を認識しやすくなり給水も格段に行いやすくなります。

生きた植物は根から吸い上げた水分を葉から蒸散させることによって、湿度コントロールの役割も果たし天然の加湿器となります。さらにエボシカメレオンは雑食性で野生下では水分補給のため植物の葉を齧ると言われており、実際に飼育下でも植物の葉などよく食べます。なので人工植物などプラスチック製のイミテーションを利用するのではなく、本物の生きた植物を利用するのが理想的です。

レイアウトについて

エボシカメレオンは樹上棲のトカゲの中でもヨコどまり系の種類に分類されるので、ケージ内に配置する枝は水平から斜め45度くらいの角度を中心に配置し上下移動時の動線として垂直方向に1本~2本程度配置すれば十分です。枝を多く使用することでエボシカメレオンの活動範囲を広げることができますが、あまり複雑なレイアウトにしてしまうとメンテナンス性が悪くなり観察しづらくもなります。

それに加えて観葉植物などをケージ内に設置して、影になる部分を多くつくるようにしましょう。床材に埋め込んだりする方法もありますが、鉢植えのまま設置したほうがメンテナンス性にも優れます。

エボシカメレオンの飼育におすすめの観葉植物

エボシカメレオンの飼育に観葉植物を使用する際には、動線として利用しても大丈夫なように枝・茎・幹がしっかりしているものや食べても大丈夫なように毒性がないものを選ぶことが重要です。また葉が大きいものであれば、シェルターとしての効果大でおすすめです。主にエボシカメレオンの飼育で使用されている観葉植物には以下のようなものがあります。

この他にもフィカス・ベンジャミン・ガジュマルなどといったクワ科イチジク属の植物や、オーガスタ・ハイビスカスなども使用されています。自分のお気に入りの観葉植物があれば、様子を見ながら使用してもいいでしょう。

ポトス

ポトスはサトイモ科エピプレムヌム属のツル性植物で、大きな葉を持っておりコップに水を入れて挿しておくだけでも十分に育つほど丈夫です。登上させると葉が成長し垂らすと葉が縮小する性質を持っており、ヘゴ仕立てのものであれば鉢植えのままケージ内に設置することができ吊り下げのものであればケージ上部に吊り下げて使用することができます。

しかしサトイモ科の樹液には毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれているため、エボシカメレオンがバクバク食べるようであれば注意が必要です。

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モンステラ

モンステラはサトイモ科モンステラ属のツル性植物の総称で、熱帯アメリカに20~30種類が分布しています。耐陰性が強く比較的暗い場所でも育ちます。鉢植えのままケージ内に設置することができます。

しかしサトイモ科の樹液には毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれているため、エボシカメレオンがバクバク食べるようであれば注意が必要です。

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アレカヤシ

アレカヤシはヤシ科の植物で、原種は10m以上にもなる高木です。耐陰性を持ち比較的暗い場所でも育ち、鉢植えのままケージ内に設置することができます。原生地域では鳥類や蝙蝠等の小動物の食料元となっているので、エボシカメレオンにも安心して使用することができます。

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まとめ

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2018年12月10日