どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。
ボールパイソンを飼育するには、どんなアイテムを揃える必要があるのか?今回は水入れに焦点を当てて、市販されているおすすめのアイテムを紹介したいと思います。是非参考にしてみて下さい!
はじめに
水入れはヘビの飼育において最重要アイテム
ボールパイソンに限らずヘビにとって、水入れは最も重要なアイテムのひとつです。ヘビは思いのほかたくさんの水を飲むだけではなく水中に身体全体を浸していることも多く、特に脱皮前は古い皮膚をふやかすためにずっと水入れの中でトグロを巻いて居座っていることもあります。また脱皮前に限らずヘビは水中で過ごしていることも多いのですが、これはヘビにとって正常な行動パターンなので心配する必要はありません。
爬虫類の中でも特にヘビは「正の走触性」が強く、体が何かに密着していると落ち着くという性質を持っています。トグロを巻くという習性自体が「正の走触性」の表れであり体を密着させて落ち着いており、何かに触れている面積が大きければ大きいほど安心して落ち着きます。そのため水に全身が触れている状態が、ヘビにとって落ち着くことだと言えます。
水入れを選ぶ際の注意点
水入れを選ぶ際には、大きさや重量を重視して選びましょう。水入れはボールパイソンが、トグロを巻いて全身がすっぽり入るサイズを必ず選ぶようにしましょう。小さいサイズだと身体を浸すことができないのはもちろんですが、逆に大きすぎるサイズだと身体が水中でユラユラと漂ってしまい水中でも落ち着けない状態になってしまいます。そのため水入れはヘビの成長に応じて徐々に大きくしていくことが、ヘビにとっても最良の選択だと言えます。また重量があって安定している水入れが、ヘビがひっくり返してケージ内が水浸しになることも減るのでおすすめです。
爬虫類用の水入れは見栄えが良くテラリウムに馴染む
爬虫類用の水入れとして販売されているものであれば、テラリウムに馴染むデザインのものも多く見栄えがいいのでおすすめです。また、生体がひっくり返しにくいように重さがあって安定した形状のものが多いです。しかし爬虫類用の水入れは全体的に浅く平たいものも多いので、選ぶ際にはサイズや深さに注意してボールパイソンの全身が浸かれるものを選ぶようにしましょう。
タッパー等でも代用することができる
市販されている爬虫類用の水入れは見栄えがよくテラリウムに馴染むのですがコスパが悪く、ある程度の大きさに成長するまでは100均等で売られているタッパーのフタに穴を空けて水入れとして利用するのもおすすめです。見栄えが良いとは言えませんが、水が蒸発しにくくこぼれにくいので扱いやすく機能的です。
またボールパイソンは胴が太くボリュームのあるサイズのニシキヘビなので、フルアダルトサイズは爬虫類用の水入れでは対応しきれなくなる場合があります。そのため最終的には100均等で売られている大きめのタッパーや、ホームセンター等で売られているツールボックス等を使用することになるかと思います。
ボールパイソンの飼育におすすめの水入れ
水入れにも様々なアイテムがあるのでサイズや深さに注意して、ボールパイソンの成長にあったものを選ぶようにしましょう。ボールパイソンの飼育に適した市販されている代表的な水入れには、以下のアイテムがあります。
【エキゾテラ】ウォーターディッシュ
自然の岩をイメージしたテラリウムにぴったりな爬虫類・両生類用の水飲み皿です。
大きな爬虫類でもひっくり返しにくい安定した作りになっています。小さな爬虫類・両生類などが溺れるのを防ぐためのステップ付です。
XS・S・M・L・XLのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【ズーメッド】レプティロックレプタイルウォーターディッシュ
爬虫類用の水入れ・エサ入れです。
落としても割れません。ヌルヌルが付きにくく簡単に洗える素材で、有害なバクテリアを発生させません。景観を損なわない自然な岩の形をしています。
XS・S・M・Lのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【ズーメッド】レプティランプボウル
爬虫類用の水入れで、生体の水浴び場になります。
ヌルヌルが付きにくい素材で生体が登りやすく、また外に出やすいように外部内部ともに階段状になっています。落としても割れません。
S・LG・XLのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【ズーメッド】レプティロックコーナーボウル
コーナーにフィットする爬虫類用の水入れ・エサ入れです。
落としても割れません。ヌルヌルが付きにくい素材です。
S・L・XLのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【ビバリア】バブルディッシュ
コーナーにフィットするペット飼育専用のディッシュです。
市販のエアーポンプとエアーチューブを使用することで気泡で水が動くので生体が水を認識しやすく、酸素供給するので水の鮮度も維持できます。2面フラットでケージのコーナーにフィットして設置することができます。