どうも、SHU(@kitajimashuichi)です。
近年、特別にカメラを用意しなくてもスマートフォンなどで手軽に写真が撮れて、インスタグラムなどといった手軽に写真を投稿できるSNSなどが流行しています。
SNSとスマートフォンの普及により、誰もがインターネット上に自分で撮影した写真を手軽にアップできる時代になりました。
そこで問題になるのが個人情報です。
他人の車を勝手に載せるのならともかく、自分の車を載せるのになぜ?と思う方もいるかもしれません。
悪意がなくてもインターネット上にアップした写真によって、他人の個人情報を公開してしまう可能性があります。
私は車に関する情報を発信することが多いので、今回は「車のナンバー隠した方がいいのか問題」について書きたいと思います。
個人情報の観点から隠されることが多い車のナンバープレート
SNSなどで、個人が簡単に情報発信できるようになった近年では、裏を返せば個人情報の取り扱いについて管理が問われる時代にもなっています。
近年のSNSなどの普及により、個人情報が簡単に漏洩してしまうのではないかという懸念を抱き、車のナンバープレートを含め、個人情報の漏洩に繋がるものは隠したほうがいいという意見があるのは当然の流れです。
車のナンバープレートで個人情報は漏洩しない
結論を言うと車のナンバープレートで個人情報はバレません。
ナンバープレートだけで氏名や住所といった個人情報を特定することはできません。
「車のナンバープレートは個人情報が分かるから隠した方がいい」とSNS上ではよく言われています。
私自身、このブログの記事を読んでいただけたら分かるように、ナンバープレートは一切隠しておりません。SNSで投稿する際も隠しません。
ナンバープレート隠していませんが、私生活を送るうえで何の問題もありません。
実際、友達とかからも「ナンバー隠した方がいいよ」とかいうコメントを頂きますが、SNS上で飛び交っているナンバーを隠した方がいいという意見は間違っています。
なぜか?
車の登録情報は、陸運局で管理されています。
2007年より以前は、ナンバープレートの記載番号が分かり、陸運局で請求者が請求理由を記入し身分証を提示すればその車の所有者の情報を取得することができました。その為、当時は簡単に個人情報が他人によって入手されてしまっていたのです。
しかし、これでは犯罪に利用されてしまうことがあるため、新たな個人情報の保護対策として、2007年に法律が変わりました。それ以降、個人情報の取り扱いは厳格化されていき、現在は請求理由の明記と、車体固有の車体番号や車検証に記載してある称号数字が必要となりました。請求理由の明記も理由がない限りは情報開示は認められていないので曖昧な理由などでは認めることができないようになっています。
つまり、車のナンバーだけでは個人情報は取得できなくなったのです。
そのため写真に車のナンバープレートが写り込んでも、それだけで住所や名前がバレるという危険性はなくなりました。
つまり、「車のナンバープレートは個人情報が分かるから隠した方がいい」という意見は、2007年以前の古い考えだということです。
この事実を知らない人の情報によって、いまだに「車のナンバープレートは個人情報が分かるから隠した方がいい」という意見だけが根付いているというわけです。
車のナンバープレートをそのままインターネット上に公開しても法律上はなんら問題ありません。
車のナンバープレートを隠した方がいいケース
車のナンバープレートで個人情報は漏洩しないとはいえ、隠した方がいいケースもあります。
まだまだ、「車のナンバープレートは個人情報が分かるから隠した方がいい」という間違った意見が根付いている時代です。
こういった意見の食い違いが、トラブルのもとになるケースも多くあります。
イベントなどで展示されている車を撮影したい場合には、きちんと持ち主に撮影とインターネット上へのアップの許可を得てからアップするようにしましょう。
逆に自分の車のナンバープレートをアップされたくない場合は、自分で自分の車のナンバープレートを隠しておくのも対策の1つです。
そういった人たちは自作でナンバープレート隠しを作っていたり、おしゃれなナンバープレート隠しも多く出回っています。
まとめ
「持ち主に撮影とインターネット上へのアップの許可を得てからアップするようにしましょう。」と書きましたが、私自身許可をとっていないケースも多くありました(笑)
私のブログを読んでいただいている方においては、個人情報がなんだの言う人や、悪用してやろうとか考えている人がいないことを願います!(笑)