どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。
爬虫類飼育では生体にとって快適な環境(温度・湿度)が作れているか定期的なチェックが必要となってきます。そのため温度・湿度計が必要となってきますが、今回は爬虫類飼育用の温度・湿度計を紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください!
はじめに
爬虫類飼育用の温度・湿度計にはアナログとデジタルのものがある
爬虫類飼育用の温度・湿度計にはアナログとデジタルのもの2種類あります。
アナログの温度・湿度計は、電池不要で電池交換の手間がかからないのがポイントです。正確な数値は把握しにくいですが色表示があり、遠くからでもおおよその数値は確認することができます。また、温度計と湿度計が別々で販売されているものも多いです。
デジタルの温度・湿度計は電池交換の手間はかかりますが、ひと目で正確な数値が読み取れるのがポイントです。遠くからだと表記が見にくい場合もあるので、その場合は大型の液晶表示のものがおすすめです。アイテムによってはメモリー機能がついていたり多機能なものもありますが、温度計のみのものもあるので注意しましょう。電池の規格もボタン電池やアルカリ単4形電池と様々です。
測定範囲や精度はアイテムによってまったく異なる
温度・湿度計の測定範囲はアイテムによって異なり、実際の温度や湿度との誤差が生じます。中には測定精度の記載がないものもありますが生体の体調管理などのために詳細で正確な温度や湿度を把握したい方は、できるだけ誤差の少ない温度・湿度計がおすすめです。ただし、高精度のモノほど価格が高くなる傾向があります。精度の高さは、温度・湿度それぞれの誤差を「±表記」で記されているので購入前に確認しましょう。
設置方法もアイテムによって異なる
爬虫類飼育用の温度・湿度計の設置方法としては、主にスタンド・キスゴム・吊り下げ・両面テープ・フックなどがあります。それぞれ設置場所や用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
水棲・半水棲の爬虫類には水温計を使用しましょう
水温計は主に観賞魚用として販売されていますが、ダブルセンサー搭載で気温と水温を測ることができ水に強いのがポイントです。そのため水棲・半水棲の爬虫類には水温計がおすすめです。
温度勾配をつくるなら赤外線温度計が便利
赤外線温度計は離れているところから触れずに測れる温度計で、バスキングスポットなどそれぞれの場所の温度を測りながら簡単に温度勾配をつくることができます。その他にも生体の温度・表面温度・飼育器・孵化器などの温度も測ることができ爬虫類飼育には最適です。
爬虫類飼育用温度・湿度計一覧
爬虫類飼育用の温度・湿度計は、様々なメーカーから数多くのアイテムがリリースされています。
アナログ温度・湿度計
- 【ビバリア】ツインメーターNEO (ネオ)
- 【ビバリア】温度計SV・湿度計SV
- 【エキゾテラ】アナログ温度計・アナログ湿度計
デジタル温度・湿度計
- 【ニチドウ】デジピタ マルチ温度計
- 【ニチドウ】マルチ湿・温度計
- 【スドー】レプタイルサーモメーター
- 【カミハタ】爬虫類用デジタル温度計
- 【カミハタ】デジタル温湿度計BIG
- 【エキゾテラ】コードレスデジタル温湿度計
- 【エキゾテラ】デジタル温湿度計
デジタル水温計
赤外線温度計
- 【ビバリア】サーモチェッカーペン
- 【ズーメッド】サーモガン レプティテンプ
【ビバリア】ツインメーターNEO (ネオ)
ビバリアから出ているアナログのペット飼育用温度・湿度計です。
見やすい大きな文字盤で、これひとつで温度と湿度を確認することができます。スタンド付き・キスゴム付き・吊り下げようフック穴付きでケージ内に簡単に取り付けることができます。
測定範囲温度:-20℃~50℃(±2℃)|湿度:10≧~90≦(±5%)
【ビバリア】温度計SV・湿度計SV
ビバリアから出ているアナログのペット飼育用温度・湿度計です。
両面テープでケージ内に簡単に取り付けることができるタイプで、小鳥・小動物・昆虫・ヤドカリなどの小型の飼育ケージでの管理に最適です。
温度計と湿度計は別売りです。
測定範囲:温度-30~50℃/精度±2℃(0~30℃)±4(左記以外範囲)|湿度0%~100%/精度±5%(40~80%)±10%(40~80%以外範囲)
【エキゾテラ】アナログ温度計・アナログ湿度計
エキゾテラから出ているアナログの温度・湿度計です。
両面接着シートでガラス面に取り付けるタイプで、爬虫類や両生類の温度管理に最適です。
温度計と湿度計は別売りです。
測定範囲:温度-20~48℃|湿度0%~100%
【ニチドウ】デジピタ マルチ温度計
ニチドウから出ているデジタル温度計です。
キスゴムで簡単に取り付けることができるタイプで、見やすい大型デジタル液晶表示です。防湿タイプで爬虫類・両生類などテラリウムに最適です。ボタン電池の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度0~50℃/精度±0.1℃(0~40℃)|測定周期10秒毎
【ニチドウ】マルチ湿・温度計
ニチドウから出ているデジタルのマルチ湿温度計です。
マジック両面テープで取り付けるタイプの爬虫類テラリウム用湿・温度計です。見やすい大型デジタル表示で、メモリー機能搭載により過去の最高・最低温度と湿度を記憶します。ボタン電池の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度0~50℃/精度±1℃(0~30℃)|湿度30~90%/精度±10%|測定周期10秒毎
【スドー】レプタイルサーモメーター
スドーから出ているデジタル温度計です。
マジックテープで取り付けるタイプで、水中でも使用できるセンサーと約94cmのセンサーコード長を持つデジタル温度計です。ボタン電池(LR44)の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度-50℃~70℃(-58℉~158℉)/精度±1℃以内(0~40℃の場合)
【カミハタ】爬虫類用デジタル温度計
カミハタから出ている爬虫類用デジタル温度計です。
キスゴムで簡単に取り付けることができ、コンパクトですっきりセットすることができます。ボタン電池の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度23℃~60℃
【カミハタ】デジタル温湿度計BIG
カミハタから出ている爬虫類用のデジタル温・湿度計です。
吊り下げ用フック穴付き・スタンド付き・センサー部キスゴム付きで取り付けることができます。文字の表示が大きく確認しやすいデジタル式温湿度計で、最高値・最低値のメモリー機能搭載・ケージの中と外の温度を同時測定・時計・アラーム機能付きといった多機能さです。アルカリ単4形電池1本の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度-20~70℃/精度±1℃|湿度10~99%/精度±5%(温度が10~50℃の場合)±10%(10℃以下、50℃の場合)
【エキゾテラ】コードレスデジタル温湿度計
エキゾテラから出ているデジタル温・湿度計です。
ケージ周りにスッキリ設置できるコードレスタイプのデジタル温湿度計で、ケージ全面・背面やフックでワイヤーに掛けることもできます。ボタン電池(LR44)の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度0~50℃/精度±1℃|湿度20~90%/精度±5%(40%~70%)±8%(左記以外)|測定周期8秒毎
【エキゾテラ】デジタル温湿度計
エキゾテラから出ているデジタル温・湿度計です。
コンパクトトップにはめられるスリット付きで、センサー部にはキスゴムが付いています。見やすいデジタル表示で、温度・湿度の最高値と最低値のメモリー機能付きとなっています。ボタン電池(LR44)の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度0~50℃(32~122°F)/精度±1.5℃|湿度10~80%/精度±5%|測定周期10秒毎
【ニチドウ】マルチ水温計CT
ニチドウから出ている観賞魚用のデジタル水温計です。
2つのセンサーを搭載することで気温と水温を測定できる多機能水温計で、最高・最低温度を記憶するメモリ機能搭載で温度管理に役立ちます。大型液晶画面デジタル表示で、本体を立てられるようにスタンドが背部に付いています。
測定範囲:温度-30℃~70℃/精度±1℃(-10~40℃)|測定周期10秒毎
【ニチドウ】マルチ水温計H
ニチドウから出ている観賞魚用のデジタルマルチ水温計です。
防滴機能が付いたデジタル水温計で、水滴に強く海水水槽にも使用可能です。2つのセンサーを搭載することで気温と水温を測定できる多機能水温計で、最高・最低温度を記憶するメモリ機能搭載で温度管理に役立ちます。背面フック装備でフチなし水槽にスマートに装着が可能になり、スタンドも付いているので様々な場所に設置可能です。アルカリ単4形電池の交換が必要になってきます。
測定範囲:温度0℃~50℃/精度±1℃(-10~40℃)|測定周期4秒毎
【ビバリア】サーモチェッカーペン
ビバリアから出ている非接触型デジタル赤外線温度計です。
離れているところから触れずに測れる赤外線温度計で、爬虫類飼育ケージの温度管理に最適です。
測定範囲:温度-50℃~260℃/精度±2℃
【ズーメッド】レプティテンプ サーモガン
ズーメッドから出ている非接触型デジタル赤外線温度計です。
小さなポケットサイズの赤外線温度計で、生体の温度、表面温度、飼育器、孵化器、バスキングスポットの温度勾配を簡単に測れます。離れたところからボタンを押すだけでテラリウムの温度を瞬時に簡単に測定し、最高温度・最低温度の測定が簡単にできます。スタンバイモードでも周囲の温度が測れます。
測定範囲:温度-33~110℃(-28~230°F)
まとめ
私の場合、爬虫類飼育用のアイテムは基本的にジェックスのエキゾテラで統一しておりコンパクトトップを使用しているので、温度・湿度計もエキゾテラのものを使用しています。コンパクトトップにはめることができ、統一感があって見た目もスタイリッシュなので気に入っています。個人的にケージのガラス面に貼り付けたりケージ内に設置するタイプは嫌なので、必然的にアイテムは限られてきます。測定範囲や精度も重要ですがどのアイテムもだいたいの最低ラインは保証されているように感じますので、飼育環境や用途・デザインの好みによって選ぶのも全然アリだと思います!