どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。
今回は爬虫類飼育で湿度維持におすすめの霧吹きや、加湿器などのミスティングシステムを紹介したいと思います。是非参考にしてみて下さい!
はじめに
乾燥系爬虫類にも湿度維持は重要
熱帯雨林などに生息する多湿を好む湿潤系爬虫類に湿度維持が必要なのは言わずもがなですが、砂漠などに生息する乾燥を好む乾燥系爬虫類にとっても湿度維持は重要です。「乾燥」とどうしてもその印象から飼育下での空中湿度が疎かに考えられやすいですが、乾燥系爬虫類でも常に50〜70%程度の湿度があるのが理想的だとされています。
ケージ内の湿度は乾燥気味に偏りがち
乾燥しがちな冬場だけに限らず、基本的に年間通して霧吹きや加湿器などミスティングシステムを使用して湿度を維持する必要があります。特に昼行性の爬虫類は紫外線ライトなどのライト類や保温球やヒーターなどの保温器具を多く設置し、その影響でケージ内はどうしても乾燥気味に偏りがちです。乾燥した状態が続くと、生体の病気に繋がったり様々なトラブルを引き起こすこともあるので注意しましょう。
乾燥を防ぐ方法
乾燥を防ぐ方法として、日々のメンテナンスで霧吹きを行うことが一番簡単でコストもかかりません。また加湿器などのミスティングシステムを導入することで、それらのメンテナンスを自動化することもできます。
その他にも床材を湿度が維持しやすいヤシガラやバークチップに変えたり、大きめの水入れを設置したり、シェルターをドライのものからウェットのものに変える、天然の加湿器である観葉植物を導入するといった方法などもあります。
爬虫類飼育で湿度維持におすすめの霧吹き・ミスティングシステム
今回は霧吹きや加湿器などのミスティングシステムに絞って、おすすめのアイテムを紹介したいと思います。現時点で市販されている爬虫類専用のアイテムはかなり限られますが、それぞれ以下のアイテムがあります。また、爬虫類専用のものでなくても様々なアイテムを応用することもできます。
【エキゾテラ】ミスター
ジェックスのエキゾテラから出ている蓄圧式スプレーの霧吹きです。
レバーを押さなくても連続噴霧できるロック機能付きで、ノズルを回すことで霧の広がりを調節することができます。
【エキゾテラ】モンスーン
ジェックスのエキゾテラから出ている、テラリウム・パルダリウム用ミスティングシステムです。
自然界の湿度を再現できるサイクルタイマー式の自動霧吹き装置で、ケージ内の湿度調節や生体の水分補給にも使用することができます。チューブをつなげてボタンを押すだけの簡単設計で、使用シーンに合わせミストの噴霧サイクル・時間を設定可能です。
1.5Lのソロ(ノズル1本付属、最大2本まで拡張可能)・8Lのマルチ(ノズル1本付属、最大6本まで拡張可能)のラインナップがあります。
【ペットペットゾーン】フォグ
ゼンスイのペットペットゾーンから出ている、爬虫類・植物用加湿器です。
多湿環境に生息する生体の湿度管理に便利で、霧状の水分が観葉植物などに付着することで生体が水分補給を行うのにも役立ちます。
分岐パーツセットを使用することで、噴出口を最大4つにすることができます。