高湿度スポットをつくるならコレ一択!SUDO HERP CRAFT ウェットシェルターの紹介!

どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。

爬虫類用のシェルターは、昼行性の爬虫類にとってはクールダウンするための日陰となったりバスキングスポットとしても有効活用することができます。また夜行性の爬虫類にとっては隠れ家となります。湿度の高い森林に生息する爬虫類はもちろんですが、砂漠のような乾燥地帯に生息する爬虫類でも巣穴にするような岩や倒木の下はいつでも適度な湿り気を帯びています。シェルターはそんな爬虫類の巣穴を再現する飼育アイテムなので、できればその内部は高湿度が保たれている方が良いです。

そこで今回は爬虫類用シェルターの中でも特に機能性に優れ、長年にわたり多くのブリーダーが愛用している、スドーの爬虫類ブランド“ハープクラフト”から出ている爬虫類用シェルター“ウェットシェルター”を紹介したいと思います!

SUDO HERP CRAFT ウェットシェルターについて

「HERP CRAFT(ハープクラフト)」とは、日本の愛知県に本社を置く株式会社「SUDO(スドー)」が展開している爬虫類用品を中心に取り扱っているブランドです。

ハープクラフトから販売されている爬虫類用シェルターのひとつがウェットシェルターです。

ウェットシェルターの特徴

陶器製のシェルターで機能性に優れている

ウェットシェルターは素焼きの陶器製で、一般的なシェルターと違って少し変わったデザインをしています。シェルター上部の窪みに水を溜めることができ、シェルターがその水を吸い込んで中は爬虫類にとって理想的な高湿度スポットになります。メーカーによると内部湿度90%を維持できるとのことです。またケージ内の過度な乾燥を防ぐことができ、飲み水としても利用することができます。その他にも冬場はパネルヒーターの上に置くことで温かい環境をつくることができます。

商品によっては差があることも…

ひとつひとつ手作りのため商品によっては水が滲み出たり、シェルターががたつくなど個体差もあります。購入する際には注意しましょう。

サイズラインナップ

ウェットシェルターは、爬虫類の種類やサイズで選べるS・M・Lの3タイプがあります。爬虫類の種類によってはシェルターのサイズが大きすぎるとかえって落ち着かないこともあるので、生体にあったシェルターを選ぶようにしましょう。

・ウェットシェルター S

created by Rinker
スドー
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  • 希望小売価格:¥640(税込 ¥691)
  • サイズ:約90×72×60mm

ヒョウモントカゲモドキであればベビー個体からヤング個体におすすめ!

・ウェットシェルター M

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スドー
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  • 希望小売価格:¥900(税込 ¥972)
  • サイズ:約132×85×75mm

ヒョウモントカゲモドキであればヤング個体からアダルト個体におすすめ!

・ウェットシェルター L

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スドー
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  • 希望小売価格:¥1,000(税込 ¥1,080)
  • サイズ:約155×122×95mm

ヒョウモントカゲモドキであれば通常の個体よりも大きく成長するジャイアント系のモルフにおすすめ!

ウェットシェルターのメリット・デメリット

ウェットシェルターのメリット

前述したようにウェットシェルターは、爬虫類にとって隠れ家となり部分的に高湿度スポットをつくることができます。高湿度スポットは、薄暗くて少ししっとりした爬虫類の巣穴のような環境をケージ内で簡単に再現することができますが、湿度による恩恵はそれだけではありません。

爬虫類にとって湿度は脱皮にも関係し重要となってきます。湿度を高めることで皮が柔らかくなり、脱皮不全を予防することができます。実際私もヒョウモントカゲモドキの飼育でウェットシェルターを使用しているのですが脱皮不全知らずです。

さらに冬場はパネルヒーターの上にウェットシェルターを置くことで、シェルター内に温かい環境をつくることができます。パネルヒーターでケージ内の空気全体を温めることはできませんが、湿度がこもった小さなシェルター内くらいであれば温めることが可能です。ヒョウモントカゲモドキの保温は基本的にパネルヒーターのみで大丈夫といわれる由縁は、使用しているブリーダーも多いウェットシェルターが関係しているのかもしれませんね。

ウェットシェルターのメリット まとめ
  • シェルターとして隠れ家となる
  • 部分的に高湿度スポットがつくれる
  • ケージ内の過度な乾燥を予防できる(霧吹き不要)
  • 脱皮不全が予防できる
  • 飲み水としても利用できる
  • 温かい環境をつくることができる

ウェットシェルターのデメリット

メリットが多い一方で、こんなデメリットもあります。

ウェットシェルターのデメリット まとめ
  • カビが生えやすい
  • 床材によってはシェルターについてしまう
  • 商品によって水が滲み出ることがある
  • 商品によってがたつくことがある
  • デザインが人工的で好みが分かれる
  • もっと大きなサイズがあれば良い

さまざまなデメリットがありますが、やっぱり一番注意すべき点はカビが生えることではないでしょうか。

このように長く使用していると白いカビのようなもや、緑のコケの様なものがつく場合があります。高い湿度を維持している以上、カビの発生からは免れません。カビが生えてくると飼育している生体に悪影響を与えかねません。いくつか対処法もありますので参考にしてみてください。

カビの対処法
  • 数日おきに洗浄し、しっかりと乾燥させる
  • ウェットシェルターを複数個購入し、ローテーションで使用する

根深いカビになると洗って落ちたように見えても、数日後にまた発生する可能性があります。なので、天日干しやレンジでチンすることでカビを根絶させる必要があります。

まとめ

ウェットシェルターは、ヒョウモントカゲモドキなどの地表棲ヤモリやコーンスネークなどの地表棲ヘビの飼育において必須と言っても過言ではありません。昔から愛用しているブリーダーも多く、有名で非常に良くできた商品です。

今回いくつかデメリットも紹介させていただきましたが、たとえデメリットがあったとしてもめちゃくちゃ良い商品だと思います!ぜひ気になった方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。