どうも、爬虫類ブロガー“SHU”です。
ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合には、どんなアイテムを揃える必要があるのか?今回はシェルターに焦点を当てて、おすすめのアイテムを紹介していきたいと思います!ぜひ参考にしてみてください!
はじめに
シェルターで隠れ家を設けましょう
臆病なヒョウモントカゲモドキはシェルターが大好きです。落ち着けるように隠れ家となるシェルターを設置しましょう。またヒョウモントカゲモドキは夜行性なので、日中はほとんどシェルターの中で寝て過ごします。サイズが大きすぎるとかえって落ち着かないので、ヒョウモントカゲモドキがギュッと丸くなったときと同じくらいのサイズか、その倍までの大きさのシェルターを選ぶようにしましょう。
高湿度スポットをつくろう
湿度の高い森林に生息する爬虫類はもちろんですが、砂漠のような乾燥地帯に生息する爬虫類でも、地表棲のヤモリが巣穴にするような岩や倒木の下はいつでも適度な湿り気を帯びています。ヒョウモントカゲモドキも本来アフガニスタンなどの乾燥地帯の爬虫類ですが、普段は岩肌の隙間とか多少湿度がこもった場所に潜んでいます。シェルターはそんな爬虫類の巣穴を再現する飼育アイテムなので、できればその内部は高湿度が保たれている方が良いです。
レイアウトについて
流木や岩などをケージ内にひとつ入れるだけで、一気にそれらしい雰囲気になるもので不思議なものです。しかも、こういった飾りつけはヒョウモントカゲモドキが脱皮の足掛かりとして体をこすりつけたり、隠れ場所になったりとシェルター代わりにも使えて一挙両得です。どんな形のものを選べば良いのか迷ったら、ショップのスタッフに相談するのも良いでしょう。
ヒョウモントカゲモドキの飼育におすすめのシェルター
爬虫類用のシェルターには、大きく分けて一般的なシェルター(ドライシェルター)とウェットシェルターの2種類があります。
ウェットシェルターは薄暗くて少ししっとりした環境をケージ内で簡単に再現することができます。素焼きでできており上部の窪みに水を入れておくとシェルターがその水を吸い込んで内部の湿度を維持することができます。またケージ内の過度な乾燥を防ぐことができ、飲み水としても利用することができます。その他にも冬場はパネルヒーターの上に置くことで温かい環境をつくることができます。メリットが多く優れた商品ですが、見栄えが人工的でいまいちといったデメリットもあります。
ドライシェルターはウェットシェルターの対としてそう呼ばれることもありますが、基本的にウェットシェルター以外の一般的なシェルター全般のことを指します。岩肌を再現した商品が多く見栄えは良いですが高湿度を保つことはできません。そのためドライシェルターなど見栄えにこだわった飼育をする場合には、シェルター下の床材に園芸用のオアシスを埋め込んで部分的に湿らせておくなどの工夫が必要です。
シェルターもさまざまなアイテムが市販されているのでお気に入りを見つけましょう。
【ドライシェルター】
【ウェットシェルター】
【ビバリア】グラニットケイブ
ビバリアから出ている、セラミック製の爬虫類・小動物・熱帯魚等用のシェルターです。
様々な生きのもに使用することができるシェルターで、セラミック製なので水中で使用しても水質に影響しません。
AからFまでサイズや形状が異なるラインナップがあります。
【ビバリア】ハーミットボックス
ビバリアから出ている、ABS樹脂製の爬虫類用ドライシェルターです。
洗浄し易く割れにくいシンプルなシェルターで、小型ペットのかくれがに最適です。
【エキゾテラ】レプタイルケイブ
ジェックスのエキゾテラから出ている、ポリレジン製の爬虫類・両生類用ドライシェルターです。
紫外線の過剰照射から生体を守ります。生体の隠れ家としても使用できます。
S・Mのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【エキゾテラ】レプタイルロック
ジェックスのエキゾテラから出ている、ポリレジン製の爬虫類用ドライシェルターです。
岩を模したシェルターがテラリウムになじみ自然な景観を作ることができ、ケージ内に高低差を作ることで温度や紫外線の勾配を手軽に作成できます。また表面はざらつきのある設計なので、脱皮のサポートになります。
S・M・L・XLのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【ハープクラフト】ロックシェルターSP
スドーのハープクラフトから出ている、レジン製の爬虫類用ドライシェルターです。
風合い豊かな岩石をリアルに模したアンバーカラーのシェルターです。ずっしりと安定感があり、生体が落ち着ける環境がつくれます。
SS・S・M・ML・L・L2・XL・XXLのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【ビバリア】ハイドロボックス
ビバリアから出ている、ABS樹脂&陶器製の爬虫類用ウェットシェルターです。
ディッシュに水を入れるだけで、簡単に高湿度スポットを作ることができます。陶器皿のみの販売もあるので、汚れたりしてきたら簡単に交換することができます。またオプションで標準で付いている陶器皿より深い陶器皿の販売もあるので、別途購入することによって貯められる水分量を増やすことも可能です。
【ハープクラフト】ウェットシェルター
スドーのハープクラフトから出ている、陶器製の爬虫類用ウェットシェルターです。
素焼き・手作りで、ウェットシェルター上部のくぼみに水を溜めるだけで、中は理想的な高湿度スポット(内部湿度90%前後)になります。
S・M・Lのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【エキゾテラ】モイストロック
ジェックスのエキゾテラから出ている、陶器製の爬虫類用のウェットシェルターです。
レイアウトになじむ岩のようなシェルターで、シェルター天面のくぼみに水を入れることによって湿度保持することができます。底面があるため、パネルヒーター使用時も温度がやさしく伝わります。表面はざらつきのある設計なので、脱皮のサポートになります。
110・170・200のサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【エキゾテラ】モイストシェルター コーナー
ジェックスのエキゾテラから出ている、陶器製の爬虫類用のウェットシェルターです。
シェルター天面のくぼみに水を入れることによって、高湿度を維持することができます。モイストロックよりも大きめの貯水部でたっぷり水を入れることができ、表面塗装を施してあるのでシェルター内への過剰な水の滴りを防ぎ床材がびしょ濡れになりません。壁面にピッタリ設置できるコーナータイプなので、シェルター内の広さを確保しつつケージ内もすっきり見せることができます。
130・160のサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
【マルカン】ジオシェルター
マルカンのレプシーから出ている、陶器製の爬虫類用のウェットシェルターです。
素焼きでできており飼育環境の湿度を保てる水ポケット付きなので、簡単に保湿することができます。平面部分があるので、コーナーや壁面設置することができます。
M・Lのサイズラインナップがあります。生体の大きさに適したものを選びましょう。
番外編:ヒョウモントカゲモドキの飼育におすすめのアクセサリー
生体にとって安心なシェルターとして、また本物そっくりなリアル感あるアクセサリーとしても使用できる爬虫類・両生類用のシェルター兼アクセサリーというものがジェックスのエキゾテラから販売されています。
普通のシェルターと同じようにヒョウモントカゲモドキがストレス回避に隠れたり、休んだりするスペースとして使用できて、テラリウムのアクセントにもなります。
【エキゾテラ】レプタイルシェルター
リアルな骸骨をモチーフにしたシェルターシリーズです。
隠れ家や出入り口になるところが何箇所かあるのでさまざまな情景を楽しむことができます。
【エキゾテラ】レプタイルシェルターS
リアルな質感のレプタイルシェルターのSサイズです。
小型ケージでも使用できるので小型種や幼体のシェルターやレイアウトに最適なアイテムです。
まとめ
私が現在ヒョウモントカゲモドキの飼育で使用しているシェルターは、スドーのハープクラフト ウェットシェルターのLサイズです。
ほとんどシェルター内で過ごしているので、シェルターの機能的な役割はヒョウモントカゲモドキにとってとても重要だということが分かります。ウェットシェルターを使用することによってケージ内の湿度も自然と安定しますし、水入れとしても使用することができます。見た目はあまり好みではありませんが、機能的にやっぱりウェットシェルターは最高ですね。ネットでの評判も良く、愛用しているブリーダーさんも多いのでシェルター選びに迷っている方には特におすすめです!