どうも、爬虫類女子を嫁に持つSHU(@kitajimashuichi)です。
私の嫁は、モンスターハンターというゲームやジュラシックパークという映画が大好きで次第に爬虫類にも興味を示すようになりました。
そして、先日のふらっと立ち寄ったペットショップで前から飼いたいと言っていた『フトアゴヒゲトカゲ』を発見し、嫁はとうとう衝動飼いしてしまいました(笑)
2018年7月7日(土)から飼育を始めたわけですけど、何せ衝動飼いのためまともな知識もないまま飼育を始めてしまいました・・・
とりあえずはペットショップから進められて買った飼育に必要なアイテムを購入し現在使用しているのですが、そのアイテムを紹介すると共にこれから購入したいと思っているアイテム等を当ブログに記録として残しておきたいと思います。
また衝動飼い後フトアゴヒゲトカゲに関する情報もめちゃくちゃ調べまくりましたので、これから飼育してみたいと考えている方は是非そちらもあわせて参考にしてみてください。
目次
はじめに

こちらが我が家で買っているフトアゴヒゲトカゲ、名前は『ごえもん』です。
全長20cm程でまだまだベビーに分類される方だと思います。現在はまだ虫かご等でも飼育可能ですがフトアゴヒゲトカゲの成長は早く、生後1年ほどで全長約40cm~50cmほどにまで成長するとのこと。
そのため飼育初期から環境をしっかりと整えていないと、早い段階で余計にお金がかかり後悔することになります。
フトアゴヒゲトカゲに関して、まともな知識もないまま衝動飼いしてしまった我が家もその1つです。
しかし、現在我が家で使用しているアイテムは爬虫類を扱うショップ等ですとほとんど置いてあると思いますので、急を要したりする場合はぜひ参考にしてみてください。一応全部フトアゴヒゲトカゲを購入したペットショップに勧められたもなので・・・
フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要なアイテム
- ケージ
- 紫外線ライト
- ライティング
- ヒーター
- アクセサリー・シェルター
- 温度・湿度計
- 床材
- えさ皿・水飲み皿
- えさ・飲み水
- お手入れ用品
ケージ

ケージはフトアゴヒゲトカゲの家となるものです。
水槽等でも代用はできますが、手入れや世話がしにくかったり、上から手を入れることによって天敵の1つである鳥類と勘違いして威嚇をしてきたりしてストレスがたまったりします。そのためケージは爬虫類専用の手入れや世話がしやすい、フロントドア・ガラス製のケージが便利でおすすめです。
また最初にも言ったように、フトアゴヒゲトカゲの成長は早く生後1年ほどで全長約40cm~50cmほどにまで成長します。個体によって成長速度や最大全長の差はありますが、動ける空間を充分に確保するためにも最低でも60cmのケージを用意した方がよいでしょう。もし部屋の間取りや予算に余裕があるのであれば、90cmのケージが望ましいです。
また、フトアゴヒゲトカゲが勝手にケージから逃げないためにも鍵があると安心でしょう。
紫外線ライト

紫外線は波長の種類によって特徴が異なり、その中でもUVAとUVBはフトアゴヒゲトカゲの成長には欠かせません。
UVAは食欲増加や脱皮促進などの効果があります。
UVBは体内でカルシウムの吸収を助けるビタミンD3を合成して骨格を形成します。
多くの爬虫類・両生類は太陽光に照らされて生活しています。フトアゴヒゲトカゲも自然界では日光浴によって紫外線を浴びています。同じように飼育下でも自然界のような環境を作ってあげないといけません。
そのために紫外線が照射できる蛍光ランプを設置し、1日12時間は紫外線が浴びれる環境を作ってあげましょう。
フトアゴヒゲトカゲは、もともとオーストラリアの東部や南東部の砂漠などに生息する生き物です。当然のことながらランプのみではUV量・照度共に太陽光には敵いません。時々ベランダに出してあげたり、散歩をしてあげたりして日光浴をさせてあげると効果的でしょう。
ライティング

紫外線ランプと同様に、太陽光のような自然光に近い光を設置することでフトアゴヒゲトカゲの成長、活動環境を整えることができます。主に日中のみ使用し、ケージの上部や内部上辺からの照明で1日の周期を再現してあげましょう。
バスキングライトと呼ばれる白熱球でバスキングスポットを作りフトアゴヒゲトカゲの体温を保ってあげてください。熱源となるランプ器具は、ケージの上部もしくは内部上辺に設置し、火傷等しないように注意しましょう。
こちらは強力な光を狙った場所に集中照射できるタイトビームスポット型ランプで、バスキングスポットを作るにはもってこいの商品です。
バスキングライトは局所的にケージ内の一箇所のみを温める為に使うもので、 局所的に一箇所のみを温める事によりケージ内に温度勾配ができフトアゴヒゲトカゲも好きな場所に移動する事ができます。
バスキングライトの下には岩やレンガ等、熱を吸収しやすい物を置いてあげましょう。
さらにバスキングライトとは違い、熱源に特化した昼夜兼用の保温球というものもあります。
保温球はケージ内の温度を全体的に温めるために使うライトです。
販売元のGEXは昼間は先ほど紹介したサングロータイトビームを使用して、夜間はこのヒートグローを併用することを推奨しています。
紫外線ライトもバスキングライトも、基本的にはケージの大きさにあったワット数のものを選べば間違いありません。
紫外線ライトの場合、UV量が同じであればワット数が違っていてもUVBの照射量は同じです。紫外線ライトから離れれば離れるほどUVBの量が減ってしまいますので、ケージの外にソケットを取り付けることの多いコンパクトタイプの紫外線ライトを設置する場合は、設置場所と生体の距離を確認してワット数を選ぶようにしましょう。商品によってはパッケージに距離あたりのUVB量が記載されています。
バスキングライトの場合、ワット数が小さすぎると十分なバスキングスポットを作れませんし、逆に大きすぎたり設置場所との距離が近すぎると生体が火傷をしてしまう恐れがありますので、パッケージの表記をよく確認して選びましょう。
ヒーター

爬虫類は変温動物の為、体温を自分で調節する事が出来ません。
そこで必要になってくるのがヒーターなのですが、冬場でも重宝します。
こちらの商品はケージ底面に設置して使用するものです。
ケージのサイズに合ったもの(ケージサイズの1/3~1/2くらいのもの)を用意してください。
ヒーターは基本的にバスキングライト(白熱球)の設置側に設置し、温度管理をしてください。
こちらの商品を使用すれば保温機材の温度管理・ランプの照度管理をすることができ、フトアゴヒゲトカゲの自然な生体リズムを維持することができ便利です。
アクセサリー・シェルター

体が冷えた時や、ランプに近づくことのできるバスキングスペースとしてのアクセサリーを入れてあげてください。バスキングライトの下には岩やレンガ等、熱を吸収しやすい物を置くのもおすすめです。
置いているものが温まっている事により、その上に乗ったフトアゴヒゲトカゲがお腹を温める事ができ消化不良や便秘の改善にも繋がりますので是非活用してあげて下さい。
またクールダウンや紫外線回避、ストレス回避のためにも隠れたり、落ち着ける場所を作るためにシェルターも必要です。
半樹上性で木登りも好きなので流木などを入れるのもオススメです。その際は、ランプに近付きすぎないようなレイアウトにしてあげてください。
アクセサリーやシェルターは、各メーカーから様々なものが販売されています。また、流木や岩・レンガはアクアリウム等で使用するもので代用してもいいですし、ホームセンターで売っている園芸用のものなどで代用しても構いません。飼い主さんによっても様々です。
温度・湿度計

フトアゴヒゲトカゲに快適な環境が作れているか定期的にチェックが必要です。
- 日中:32~38℃が目安(バスキングライト直下は38~40℃が目安)
- 夜間:22~27℃が目安
- 湿度:60~70%が目安
※ケージ内全体が暑くなりすぎないように温度が低い場所を作ってあげてください。
フトアゴヒゲトカゲの様子等でしっかり温度・湿度管理できていると判断できる方や、先ほど紹介したタイマーサーモ等で飼育環境の管理ができている方には不要かと思います。
飼育初心者の方は購入した方がよいでしょう。
こちらの商品は、先ほど有効紫外線のとこで紹介したコンパクトトップにセットできるタイプとなっており、見やすいデジタル表示でこれ1つで温度・湿度の両方を管理できるものとなっています。
こういったアナログのものも販売されています。
床材

乾燥した砂漠の環境に近い砂や床材がオススメです。
また、フンをよくするので取り除きやすい物がオススメです。管理がしやすいと定評があるペットシーツを利用する飼い主さんも多いようです。
フンなどの排泄物は毎日取り除き、キレイに保ってあげましょう。また、定期的に床材は交換しましょう。
えさ皿・水飲み皿

食べやすく、ひっくり返しにくい安定した皿がオススメです。
食べ残しがある時は、すぐに処分してください。皿は毎日洗って清潔にしてあげてください。
水も毎日交換して、キレイな水を常に用意してあげてください。
えさ・飲み水

雑食性なので、昆虫や野菜、ペレットフードなどなんでも良く食べます。
- 昆虫
コオロギ・ミールワーム・シルクワームなど
- 野菜
ニンジン・キャベツ・カボチャ・チンゲンサイ・コマツナなど
※イチゴやバナナなども好みますが、糖分が多いのであげすぎには注意してください。
フトアゴヒゲトカゲ専用のフードなんかも販売されています。
栄養のかたよりの回避、骨の形成のためにもビタミン類(マルチビタミンなど)やカルシウムは必要です。
カルシウムは毎日、D3が添加されているものは週1回を目安にエサに混ぜて与えてください。D3が添加されているカルシウム剤はカルシウムの吸収が促進されますのでオススメです。
飲水にカルシウムチャージや、イオンチャージを入れることで簡単に成長に必要な成分を補うことができます。
お手入れ用品

オーナメントやえさ皿・水飲み皿の有機物による汚れや、ガラスケージについたカルシウム・石灰汚れをきれいに落とすことができます。爬虫類専用なので安心です。
我が家の飼育環境

ちょっと暗くて見にくいですが、こちらが我が家の飼育環境です。
何の知識もなく、ごえもんを購入したペットショップの店員さんに勧められるがまま購入したものになるのですが後悔しています。
確かにこれで飼育できないということはないのですが、どうせならしっかりとした飼育環境を最初から整えてあげていた方が自分のためにもフトアゴヒゲトカゲのためにもいいと思います!
これからフトアゴヒゲトカゲを飼ってみたいと思っている方は生体を導入する前にちゃんとした飼育環境を整えておくことをおすすめします!
一応現在使用しているアイテムの一覧を記載しておきます。それでも「できるだけ飼育に必要なアイテムは安く済ませたい」と思っている方や、「飼育に必要なアイテムを購入するのに急を要する」という方は、爬虫類を扱っているショップだとほとんど置いてあるものばかりですので参考にしてみてください!
個人的な理想の飼育環境
最後に、私が個人的に理想としている飼育環境のアイテムを一覧にしておきます。
正直、高いです(笑)
しかし、これからフトアゴヒゲトカゲの飼育を検討している方で、「高くてもいいから、フトアゴヒゲトカゲのためにしっかりとした飼育環境を整えてやるんだ!」という方はぜひ参考にしてみてください!
最初に高くてもしっかりとした環境を整えておけば、結果的には安くなるかもしれません!
私も少しずつ揃えていきたいと思います!
- ジェックス エキゾテラ グラステラリウム 9045
- ジェックス ワイヤーロック
- ジェックス エキゾテラ(EXO-TERRA) コンパクトトップ 90 4灯式 UV(紫外線)ランプ用照明器具
- ジェックス エキゾテラ ナチュラルライト 26W 可視光線 UVA 爬虫類用ライト
×2
- ジェックス エキゾテラ レプタイルUVB150 26W 砂漠サバンナ 爬虫類用 紫外線ライト
×2
- ジェックス エキゾテラ ライトドーム 18cm 白熱球・UV球用照明器具 150Wまで
- ジェックス ライトスタンド
- ジェックス エキゾテラ サングロータイトビーム バスキングスポットランプ 150W 昼用
- ※ジェックス クリップスタンド グロースタンド 白熱球用照明器具
- ※ジェックス Gエキゾテラ ランプステー
- ※ジェックス エキゾテラ ヒートグロー 赤外線照射スポットランプ 150W 赤い光 トカゲ類等
- ジェックス レプタイルヒートL
- ジェックス タイマーサーモ RTT‐1
- ジェックス レプタイルケイブ M PT2852
- ジェックス デジタル温湿度計 PT2470
- ジェックス エキゾテラ デザートサンド レッド 5.5kg 爬虫類用底砂
- ジェックス フィーディングディッシュ M PT2812
- ジェックス ウォーターディッシュ M
※:ヒーター等その他保温器具で寒い時期に温度管理ができない場合追加で導入予定
まとめ
今回は、GEXのエキゾテラの商品を中心にフトアゴヒゲトカゲの飼育に必要なアイテムを紹介させていただきましたが、同一メーカーで飼育に必要なアイテムをすべて揃えることができ、統一できるという部分が最大の魅力だと私は思います。同じメーカーで、ここまでフトアゴヒゲトカゲの飼育に関する商品を取り揃えているのはGEXだけなのではないでしょうか。
個人的には、めちゃくちゃGEXのエキゾテラ推しです。決してGEXの回し者ではないですよ(笑)
また、GEXから「フトアゴヒゲトカゲ&リクガメ飼育キット」が販売されていますが、こちらはフトアゴヒゲトカゲ飼育初心者や、90cmケージだと設置スペースに余裕がなかったり、少しでも予算を抑えたいという方にもおすすめです。
フトアゴヒゲトカゲ&リクガメ飼育キット GEX(ジェックス)
では、みなさんもよいフトアゴライフを!